レッスン動画(フェルデンクライスメソッド ATMレッスン)
2016年愛媛県松山市で開催された1day work shopより @ひふみヨガ※当時藤本ヨガ学院
一言メモ
このように動きはとてもシンプルです。それにより得られるゆとりのなかで自分が行っている様々なことに意識を向けていきます。ここでは表情や呼吸(胸郭の動き)にも気づきを促しています。
ちなみに「脚を組み少し左に傾ける」ことでただ頭を持ち上げる動きのなかにも体幹に動きの微妙なバリエーションを促していきます。
また休みも十分にとります。その時間で脳神経系の整理が行われ、新しい動きのバリエーションが定着する可能性を広がります。

一言メモ
このメソッドでは筋肉ではなく骨格に意識を向けていきます。
ここでは骨盤の動き(傾き)が背骨~頭蓋にどう伝わっていくかに意識を向けてもらっています。この人間のセンターラインは非常に重要です。
生まれてからしばらくは四肢よりもこのセンターライン((骨盤/脊柱/胸郭)の動きが発達し、非常に多様性に富んだ動きを身につけていきますが、社会生活のなかで手脚の動きが発達していく過程でセンターラインは動きはパターン化されしなやかさを失っていきます。
センターライン主導で四肢と連動する動きの再学習は本当に様々な好循環を生み出してくれます。
一言メモ
このレッスンは「目(眼球運動)」のレッスンです。
人間は多い人の場合で情報の90%近くを視覚情報から得ているとされています。そして「見る」行為の影響は首を起点に体幹から四肢へと広がっていきます。ここでは後半に舌や顎、首や呼吸との関りに気付きを導いています。
「見る」という行為にも習慣や癖があり、特定の目の使い方が原因で全身に支障が出ることもあるため、目の使い方のバランスをとることにより様々な変化が生じる方も少なくありません。
ここでは動きとメンタルの関連性の話もしていますね。
東洋医学的には言えば「心身一如」です。
ちなみに、創始者モーシェ・フェルデンクライスが残したレッスンは数百にものぼります舌や顎のレッスン、動かずイメージだけで行うユニークなレッスンもあります。